カボチャ(南瓜/かぼちゃ):栄養成分と効用

カボチャ(南瓜)の断面

■カボチャに含まれる主な有効成分と効用

●カボチャは代表的な緑黄色野菜です。

 カロテン、ビタミンB群を多く含んでいます。特に西洋カボチャにはビタミンCも豊富な上、カロテンはホウレン草に匹敵するほど含まれています。

β-カロテン

 抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。

●カボチャはカリウムをたくさん含んでいます。

 ナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります

●アンチエイジング効果

 カボチャ、特に西洋かぼちゃには抗酸化ビタミンと言われているビタミンC、ビタミンE、そしてβカロテンが沢山含まれています。

●カボチャを食べてお腹もすっきり

 食物繊維も豊富に含まれています。 カボチャには水溶性の他不溶性食物繊維が多く、便秘の予防や改善に役立ちます。

■七訂日本食品標準成分表

●日本かぼちゃ 生のもの可食部100gあたりの成分

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
49
kcal
86.7
g
1.6
g
0.1
g
10.9
g
0.7
g
0.01
g
0.03
g
0 2.8
g
ビタミン
カロテン当量 E K B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C
730
μg
5.1
mg
26
μg
0.07
mg
0.06
mg
0.6
mg
0.12
mg
80
μg
0.50
mg
16
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
1mg 400mg 20mg 15mg 42mg 0.5mg

七訂日本食品標準成分表より

●西洋かぼちゃ(栗かぼちゃ) 生のもの可食部100gあたりの成分

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
91
kcal
76.2
g
1.9
g
0.3
g
20.6
g
1.0
g
0.04
g
0.12
g
0 3.5
g
ビタミン
カロテン当量 E K B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C
4000
μg
5.1
mg
25
μg
0.07
mg
0.09
mg
1.5
mg
0.22
mg
42
μg
0.62
mg
43
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
1mg 450mg 15mg 25mg 43mg 0.5mg

七訂日本食品標準成分表より

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