■国内で作られている栗(くり)の主な品種一覧

 政府の統計データに記載されているものだけでも40種以上ありますが、当サイトでは市場に流通している主な品種、利平栗や丹沢、丹波栗でもお馴染みの銀寄、筑波、岸根、石鎚の他、渋皮がポロっとむけるぽろたんや新品種の美玖里、それに芝栗などを写真と共に紹介しています。品種名または画像をクリックするとその品種の詳細ページへと進みます。

■当サイトではまだ未掲載の品種

 まだ現物の撮影ができていないなど、サイトで紹介できていない品種です。

国見(くにみ)

丹沢と石鎚の交配種。粒は比較的大きいほうですが、実が粘質で蒸してもホクホク感があまりないので、主に加工用にされているようです。

大きさは中くらいで艶があり、実は甘く味は良いです。

中国栗(板栗…バンリィ)

 「天津甘栗」に使われている品種で、国内ではうまく栽培できないそうです。粒は小さいが、甘みが強く、渋皮が非常に剥きやすいのが特徴です。

ヨーロッパ栗

 パリやニューヨークの街頭で、ドラム缶のようなものの上で栗を焼いて売っていますが、あの焼栗に使われている品種です。日本では栗=「マロン」ですが、フランスで「マロン」と言えば一般的にはイガに一個の実が入っているものをさします。複数の実が入っているものは「シャテーニュ」と呼ばれ、区別されているんです。ただ、厳密に言えば「マロン」はマロニエ(栃の木)の実のことで、栗は「シャテーニュ」と言うそうです。

■日本で最も広く栽培されている栗の品種は?

●栗(くり)の品種別栽培面積

栗(くり)の品種別栽培面積

 日本で最も広く作られている栗の品種は筑波(つくば)で、全体の約3割を占めています。次いで銀寄せ、早生種の丹沢、利平などと続きます。

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