銀寄(ぎんよせ):来歴や特徴と産地や旬

丹波栗、銀寄、たんばぐり、ぎんよせ

●銀寄(ぎんよせ)とは

◆江戸時代からの日本栗

丹波栗、銀寄、たんばぐり、ぎんよせ

銀寄は江戸時代中期1753年に能勢町に広島から持ち帰った栗を植えたのが発祥と言われ、江戸時代後期、天明から寛政にわたる大飢饉の時にこの栗を売り歩いたところ、高値で飛ぶように売れ多くの銀札(当時の紙幣)を集めたことが名前の由来とされています。能勢町歌垣にはこの銀寄の原木が平成10年頃まで残っていましたが、現在は枯れ、その原木から接ぎ木したものが母樹として保護されています。

◆銀寄(ぎんよせ)の特徴

丹波栗、銀寄、たんばぐり、ぎんよせ

銀寄は他の栗に比べどっしりとした扁平な形をしています。表面は艶があり、底の部分との境界が太くくっきりしている傾向があります。

栗らしい風味とほんのり甘く、和栗の王道といった感じ。

●銀寄(ぎんよせ)の主な産地と旬

◆主な産地と生産量

銀寄(ぎんよせ)の主な産地と栽培面積

銀寄は国内の主要品種として筑波、丹沢に次いでひろく栽培されています。主な産地は愛媛県で、次いで熊本県、兵庫県と続きます。「丹波栗」として出荷されるもの大粒の栗もこの品種が多く使われています。

◆銀寄(ぎんよせ)の収穫時期と旬

銀寄の収穫時期は産地にもよりますが、概ね9月下旬頃から10月中旬にかけてです。

旬のカレンダー

品種 8月 9月 10月 11月
銀寄(ぎんよせ)                        

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