ホッケ/𩸽:栄養価と効用

ホッケ/𩸽/ほっけ

 ホッケ/𩸽に含まれる主な有効成分とその働きや、カロリーをはじめビタミン類などの栄養成分量と、各種アミノ酸の含有量を七訂日本食品標準成分表をもとにに紹介します。

●ホッケに含まれる主な有効成分とその働き

◆たんぱく源として

 ホッケは白身魚で、体にとって必要なたんぱく質を効率よく摂ることができます。

◆お酒を飲んだ時に必要なナイアシン

 ホッケにはナイアシンが多く含まれていますが、ナイアシンは加熱調理でも消失しにくいので、開き干しでも美味しく摂取することができます。このナイアシンには三大栄養素をエネルギーに変える代謝を助ける補酵素の働きがありますが、その他にもアルコールの分解に対する補酵素の働きをはじめ、分解後に生じるアセトアルデヒトという二日酔いを起こす成分の分解を助ける補酵素の働きもあります。このとこから、居酒屋などでお酒のつまみにホッケを食べるのは理にかなっていると言えそうです。

◆豊富なアミノ酸

 ホッケにはロイシンやリジンなどの必須アミノ酸や、旨みとして感じるグルタミン酸やアスパラギン酸もたくさん含まれています。

◆EPAやDHAが豊富

 ホッケにはEPAやDHAが豊富で、魚の中でも多く含んでいます。それぞれの含有量は以下の通りです。

 EPA (生)450mg (開き干し生)960mg (開き干し焼)1100mg

 DHA (生)530mg (開き干し生)740mg (開き干し焼)860mg

 EPAやDHAには悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、逆に善玉コレステロールを増やす働きがあり、動脈硬化の予防、改善や脳卒中や高血圧などの生活習慣病の予防に役立つと考えられています。

●七訂日本食品標準成分表でみるホッケの栄養成分量

 それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

◆ホッケの可食部100gあたりの栄養成分

 生のホッケは頭部、内臓、骨、ひれ等を除き三枚に下ろしたもの、開き干しは頭部、骨、ひれ等を除いたもの 。

状態 エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
115
kcal
77.1
g
17.3
g
4.4
g
0.1
g
1.1
g
0.70
g
2.40
g
73
mg
(0)
g
開き干し
176
kcal
67.0
g
20.6
g
9.4
g
0.1
g
3.0
g
1.99
g
5.93
g
86
mg
(0)
g
開き干し
200
kcal
63.7
g
23.1
g
10.9
g
0.2
g
3.3
g
2.21
g
6.78
g
100
mg
(0)
g
ビタミン
状態 レチノール D E B1 B2 ナイアシン B6 B12 葉酸 パントテン酸 C
25
μg
3.0
μg
1.7
mg
0.09
mg
0.17
mg
2.5
mg
0.17
mg
10.7
μg
9
μg
1.16
mg
1
mg
開き干し
30
μg
4.6
μg
1.3
mg
0.10
mg
0.24
mg
3.5
mg
0.21
mg
5.3
μg
7
μg
0.65
mg
4
mg
開き干し
39
μg
3.5
μg
1.6
mg
0.14
mg
0.26
mg
3.7
mg
0.17
mg
5.3
μg
11
μg
0.65
mg
2
mg
無機質
状態 ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
81
mg
360
mg
22
mg
33
mg
220
mg
0.4
mg
開き干し
690
mg
390
mg
170
mg
37
mg
330
mg
0.5
mg
開き干し
770
mg
410
mg
180
mg
41
mg
360
mg
0.6
mg

七訂日本食品標準成分表より

●生のホッケ 100gあたりに含まれるアミノ酸

 ホッケには様々なアミノ酸も豊富に含まれています。下の表は日本食品標準成分表準拠 アミノ酸成分表2010に掲載されている 生のホッケに含まれているアミノ酸の一覧です。

アミノ酸(mg/100g中)
イソロイシン 850 チロシン 630 アラニン 1000
ロイシン 1500 スレオニン 830 アスパラギン酸 1800
リジン 1800 トリプトファン 180 グルタミン酸 2700
メチオニン 530 バリン 950 グリシン 790
シスチン 180 ヒスチジン 530 プロリン 620
フェニルアラニン 720 アルギニン 1100 セリン 730
日本食品標準成分表準拠 アミノ酸成分表2010より

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