菱(ヒシ/ひし)の実の栄養価と効用

ヒシの実/菱の実/ひしの実

それぞれの栄養素については、「旬の食材と栄養素」で詳しく説明しているので、そちらと合わせてご覧ください。

●菱(ヒシ/ひし)の実に含まれる主な有効成分とその働き

◆薬膳の食材として用いられています

ヒシの実/菱の実/ひしの実

菱(ヒシ/ひし)の実は古くから薬膳の食材として用いられ、滋養強壮や健胃効果があるとされています。

◆デンプンを多く含む

ヒシには炭水化物のデンプン質が多く含まれています。

◆有機ゲルマニュムを含む数少ない植物

ヒシは有機ゲルマニュムを含む数少ない植物としても知られています。この有機ゲルマニュムという成分には、免疫力を高め、がんと戦うインターフェロンの生成を促す働きがある事が分かっています。また、モルヒネと同じような鎮痛効果が見出されています。

●五訂日本食品標準成分表でみる栄養成分量

◆生の菱(ヒシ/ひし)の実 可食部100gあたりの成分

 下の表に生の菱(ヒシ/ひし)の実に含まれる成分の量を載せています。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
190
kcal
51.8
g
5.8
g
0.5
g
40.6
g
1.3
g
-g -g 0 2.9
g
ビタミン
カロテン当量 E K B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C
7
μg
2.4
mg
2
μg
0.42
mg
0.08
mg
1.2
mg
0.32
mg
430
μg
0.71
mg
12
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
5mg 430mg 45mg 84mg 150mg 1.1mg

五訂日本食品標準成分表より

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