バジル/バジリコ:栄養価と効用

バジル/バジリコ/Basil/Basilico/Basilic

それぞれの栄養素については、「旬の食材と栄養素」で詳しく説明しているので、そちらと合わせてご覧ください。

●バジルに含まれる主な有効成分とその働き

◆強い抗酸化作用による老化防止

バジルには沢山のベータカロテンが含まれるほか、ビタミンEやCなど、抗酸化作用が強い栄養成分がふんだんに含まれています。これらにより、体内の活性酸素が抑えられ、老化の防止効果が期待できます。

◆鎮静作用によるリラックス効果

バジルに含まれるリナロールやオイゲノールなどの香り精油成分には鎮静作用と共に強壮作用があり、不安感を抑え気持ちを鎮め、リラックスさせてくれる働きがあります。

◆食欲・消化促進効果

バジルの香りは食欲を促すと共に、健胃作用があり、吐き気を鎮め胃を正常な状態に維持する働きがあります。

◆通経作用

強くは無いですが通経作用があり、月経不順を改善するとともに、鎮痛作用もあるので、月経痛を和らげる働きもあります。

◆香り成分には抗ガン作用も

近年、ハーブの香り成分には活性酸素を抑え抗ガン作用もある事が分かってきています。

●五訂日本食品標準成分表でみる栄養成分量

◆生のバジル 可食部100gあたりの成分

 下の表に含まれる成分の量を載せています。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
24
kcal
91.5
g
2.0
g
0.6
g
4.0
g
1.5
g
-g -g 0 4.0
g
ビタミン
カロテン当量 E K B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C
6300
μg
3.5
mg
440
μg
0.08
mg
0.19
mg
0.6
mg
0.11
mg
69
μg
0.29
mg
16
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
1mg 420mg 240mg 69mg 41mg 1.5mg

五訂日本食品標準成分表より

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