白鳳(はくほう)<桃の品種
■白鳳(はくほう)とは?
●代表的な桃の品種で、白鳳系の親

白鳳(はくほう)は神奈川県農事試験場において1925年(大正14年)に、「白桃」に「橘早生」を交配した実生から選抜した品種で、1933年(昭和8年)に命名公表されました。
桃を代表する品種の一つで、この白鳳から様々な品種が生まれ、それらを総称して「白鳳系」と呼ばれるようになりました。主な白鳳系の品種には「日川白鳳」「八幡白鳳」「桃山白鳳」「みさか白鳳」「山梨白鳳」などがあります。

●白鳳(はくほう)の特徴
白鳳(はくほう)の果実は果重は250g~350g程で、果皮は鮮紅色になり外観は美しい。肉質は緻密で繊維が少なく果汁がとても多い桃です。甘みが強く、酸味はあまりありません。食べた時に果汁がぼたぼたと滴る桃といえばこの白鳳系と言って良いほどジューシーで甘い品種です。
●白鳳(はくほう)の出回る旬
白鳳はハウス栽培も行われていて、こういったものは5月中旬から出始めますが、露地物は7月中旬辺りから8月中旬にかけてが収穫のピークになります。食べ頃の旬は7月中旬から8月上旬あたりとなります。
旬のカレンダー | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | ||||||||
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白鳳(はくほう) |
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