伊予柑(イヨカン/いよかん)の特徴や旬と主な産地
■イヨカン(伊予柑/いよかん)とは
●ミカン科ミカン属

日本が原産とされ、明治時代に山口県の萩市で発見されたとされ、その昔はその当時の地名「穴門」にちなんで「穴門蜜柑」と呼ばれていたようです。しかし、現在では主に愛媛県で生産され、名前も現在の主な産地である伊予の国(愛媛県)から「伊代柑」と付けられたようです。
●伊予柑の特徴
皮は艶のある濃い橙色で、やや厚いのですが、比較的剥き易いです。果肉は柔らかく多汁で、甘味酸味ともバランスよく、濃厚な味わいです。香りも強く持っています。
■イヨカン(伊予柑/いよかん)の主な産地と旬
●伊予柑(いよかん)は愛媛県の特産

代表的な産地は名前の伊予の国、愛媛県です。全体の約9割を出荷しています。。 その他にも和歌山県や佐賀県、山口県などが生産しています。
平成27年産の収穫量を見ると、愛媛3319.3トン、和歌山962トン佐賀812.2トンとなっています。
●イヨカンは冬が旬
収穫は地方により早い所では11月下旬頃から始まりますが、本格的な旬は1月から2月までです。また、愛媛県では1月に収穫したものを3月まで貯蔵熟成させた高品質のものを「弥生紅(やよいべに)」というブランドで出荷しています。

旬のカレンダー | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | ||||||||||||
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イヨカン |
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