ボイセンベリー(ボイズンベリー)の栄養価と効用

ボイセンベリー/boysenberry/ボイズンベリー<木いちご

■ボイセンベリーの主な栄養素とその働き

●アントシアニンなどのポリフェノール類やエラグ酸の高い抗酸化力

ボイセンベリー/boysenberry/ボイズンベリー<木いちご

 ボイセンベリーにはその色素となっているアントシアニンなどのポリフェノールが多く含まれています。このアントシアニンには強力な抗酸化性があり、がんや老化の抑制に効果があると言われていますね。更に、エラグ酸と呼ばれるフェノールの一種も多く含まれており、これにも強い抗酸化作用があります。このエラグ酸にはこの他にも美白効果やがんの抑制効果なども期待されています。

●豊富な食物繊維

 ペクチンなどの食物繊維も、果物の中では多く含んでいます。

●葉酸

 葉酸はDNAの合成にビタミンB12とともに非常に大切な働きをする物質です妊娠中の女性は普段以上に必要とされる栄養です。熱に弱く、調理の過程で消失してしまう割合が非常に高い栄養素なのでこれを摂るなら生のまま食べる事をお勧めします。

■ボイセンベリー100gあたりの成分

 下の表は米国農務省国立栄養データベースに掲載されている無加糖で冷凍されているボイセンベリーの栄養成分量です。七訂日本食品標準成分表には記載されていませんでした。参考としてご覧ください。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
50
kcal
85.9
g
1.10
g
0.26
g
12.19
g
0.54
g
-g -g 0 5.3
g
ビタミン
カロテン E B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C
40
μg
0.87
mg

0.053

mg

0.037
mg
0.767
mg
0.056
mg
63
μg
0.25
mg
3.1
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
1mg 139mg 27mg 16mg 27mg 0.85mg
米国農務省国立栄養データベースRelease 27より

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