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ブナシメジ:特徴と主な産地や旬、選び方と保存方法や食べ方、栄養成分
名 称:
(和)ブナシメジ
(英)brown beech mushroom
(伊)Bunashimeji
(仏)Bunashimeji
分 類:
ハラタケ目シメジ科シロタモギタケ属
学名:
Hypsizygus marmoreus (Peck.) Bigelow
■ぶなしめじの特徴
●天然物のぶなしめじ
ぶなしめじは秋にブナの倒木や切り株、枯れ木などに群がるように生えるキノコです。ブナ以外にもトチノキやカエデ等他の広葉樹でも見られる事があります。
色は薄茶色で、傘は大きいものだと15cm程にもなり、一般のスーパーなどで売られている栽培物とは見た目がかなり違っています。
●スーパーで売られているのは栽培物
一般によく目にするブナシメジはおがくずと栄養材を固めた菌床で栽培されたもので、かつては「ホンシメジ」として販売されていました。しかし、「ホンシメジ」という本来の品種はこのブナシメジとは別の品種で、栽培には向かない野生のキノコなのでその名称での販売が国により止められ、今では「ブナシメジ」として売られています。
●ホワイト種も
栽培ブナキノコには、色が白い品種も開発され、「ブナピー」という名称で販売されています。
ブナピーに関してはこちら →
■主な産地
●ブナシメジの全国生産量ランキングトップ10
ブナシメジは一部を除いて北海道から沖縄まで全国で生産されています。中でも長野県がダントツに多く生産し、全国の4割以上を賄っています。次いで新潟、福岡となります。
■収穫時期と旬
●天然のブナシメジの収穫時期と旬
栽培物は施設内で作られているので当然通年栽培され旬はありません。
天然物は秋にブナたトチノキ、カエデ等が多い広葉樹の林で倒木や切り株、枯れ木などに生え収穫出来ます。時期は地方にもよりますが、8月下旬頃から11月頃で、旬は9月下旬から11月初旬となります。
●夏場がお買い得
旬と言う訳ではありませんが、栽培物は通年品質が安定しているにもかかわらず、夏場は需要が少ないために同じ価格で量が増えたり、セール品の対象になったりと価格が下がる傾向にあります。鍋だけでなく、炒め物や冷たくしてマリネにしたりと色々使いたいですね。
■画像ギャラリー
菌床ポット付き ブナシメジ 二度収穫できる 2012.12.11撮影 (サイズ 5184×3456) |
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ブナシメジの保存方法や下処理と食べ方、含まれる栄養成分はこちら →
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