アナスタシア／黒ピーマン：特徴や産地と旬

●アナスタシアとは

ロシアで開発された機能性を高めたピーマンとされ、一般的なピーマンよりも糖度が高くフルーツピーマンと呼ばれるもののひとつでもあります。

アナスタシアには今回紹介しているブラックの他、レッドとグリーンもあるようです。

大きさは一般的なピーマンと同じくらいですが、先が尖った形をしているのが特徴です。果肉の厚みはピーマンより少し厚めかなというくらいでパプリカのような厚さはありません。

この黒いピーマンの持ち味はフルーツピーマンと言われるように微かな甘みがあることと、色素成分に抗酸化力が強いポリフェノールを多く含んでいることです。

生のままかじってみると、パリッとした歯触りで、みずみずしくほんのり甘味が口に広がりました。ポリフェノールが多いせいか、苦みというより、後口にリンゴの皮を食べた時のような微かな渋みが感じられます。

アナスタシアは生のままでも美味しいピーマンで、青臭みやピーマン翌夕の苦みが少ない。

商品の包材に書かれているように、サラダに加えると彩が良く、シャキシャキした心地よい歯ざわりやピーマンの味がアクセントになって美味しいです。

ピクルスにもできますが、色素が溶け出し、漬け汁にほんのり色が付くので、他の素材と一緒に付ける場合は色が移っても良いものを選ぶ必要があります。

アナスタシアは他のカラーピーマンと同じように炒め物に加えても美味しい。ポイントは短時間で一気に火を通すこと。半生でも全く問題はないので最後に加え一気に絡めるのが良いでしょう。写真は試しにアナスタシアだけをオリーブ油でいためてみたものです。熱によって若干色が抜けているのが分かります。

主な料理レシピサイトの　　　を使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。

アナスタシアの画像一覧　→

ピーマンの特徴や産地と旬　→

ピーマンの選び方と保存方法や料理　→

ピーマンの栄養価と効用　→

ピーマンの種類と特徴→

FacebookとTwitter

皆さんで是非このサイトを盛り立ててください。よろしくお願いします。