特徴や産地と旬 / 選び方や保存 / 食べ方 / 栄養成分表
/ 画像ギャラリー
ホンシメジ(本しめじ):特徴と主な産地や旬
名 称:
(和)ホンシメジ(本しめじ)、ダイコクシメジ(大黒占地)
(英)Lyophyllum shimeji
分 類:
シメジ科シメジ属
学名:
Lyophyllum shimeji(Kawamura) Hongo
■ホンシメジ(本しめじ)の特徴
●天然物は高級品
天然のホンシメジはコナラやアカマツの林に秋になると発生し、時に大きな群生も見られます。カサの下の柄の部分がとっくり状に膨らむのが特徴で、味香り共に非常に美味なきのことして古くから好まれてきました。しかし、シイタケのような栽培が出来ず、天然物の収穫量も非常に少ないことから希少性もあいまって非常に高価なきのことなっています。
●栽培技術の発達
近年タカラバイオによって、ホンシメジを栽培可能なものに改良したものが作られるように成り、市場に流通しています。風味は天然物にはかなわないようですが、それでも外見、食感、風味共にこれまで栽培されてきたブナシメジやハタケシメジより格段に優れています。ただ、まだまだ付加価値が高いため価格も高く、写真のもので400円近くします。
■ホンシメジ(本しめじ)の主な産地
●天然物は市場にはほとんど流通していません
天然のホンシメジは市場に入荷される量は非常に限られています。そのほとんどは岩手県や福島県など東北地方で収穫されているようです。インターネットでの産直販売もされています。
●栽培物の「大黒本しめじ」は三重県産
タカラバイオで生産されている「大黒本しめじ」は三重県四日市が生産拠点となっています。また、先日新聞記事で、京都の丹波でも生産を始めると発表されていました。
■収穫時期と旬
●天然物は秋が旬
天然のホンシメジは9月下旬頃から11月初旬あたりまでが収穫時期となります。
■画像ギャラリー
保存方法や下処理と食べ方、含まれる栄養成分はこちら →
|