イタリアントマト・コストルート・フィオレンティーノ<トマトの品種

イタリアントマト・コストルート・フィオレンティーノ Costoluto Fiorentino

●フィオレンティーノ 「Costoluto Fiorentino」とは

イタリアントマト・コストルート・フィオレンティーノ costoluto fiorentino

◆茶巾を絞ったような形が面白いイタリアントマト(Costoluto Fiorentino)

フィオレンティーノ(Costoluto fiorentino)はイタリア トスカーナ地方が発祥とされ、その地方で古くから栽培されているトマトです。イレギュラーシェイプと呼ばれる、もこもことした茶巾を絞ったような形が特徴のトマトで、輪切りにした時の形が菊の花の形をしているので、菊型トマトとも呼ばれています。

◆イタリアントマト・フィオレンティーノの特徴

果実の大きさは200g前後になるはずですが、今回栽培したものは摘果が遅かったこともあり、かなり小さめで、ミディトマトって感じのものばかりでした。

イタリアントマト・コストルート・フィオレンティーノ costoluto fiorentino

表面の形が複雑なため、湯剥きしても旨く皮がむけない物が多いです。しかし果肉はしっかりとしていて、甘味酸味共に強く、爽やかなトマトの香りも強いです。

輪切りにスライスした形が面白いので、やや薄めにスライスしてサラダなどに使うと色や形が活かせます。

イタリアントマト・コストルート・フィオレンティーノの断面

生のままでも美味しいですが、今回のものは皮が硬くやや食べにくい感じは否めませんでした。しっかりと実が大きく太ったものなら皮がむきやすく食べやすいかもしれません。また、細かく刻んでフレッシュな風味を活かした冷製パスタのソースに仕上げるとさっぱりとしていて美味しいです。

ただ、加熱調理してもこの甘酸っぱい味と香りが活きて軽い味の美味しいトマトに仕上がります。

イタリアントマト・コストルート・フィオレンティーノ

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