レインボーレッド<キウイフルーツの品種

■中に赤い部分が入るキウイフルーツ
●レインボーレッドキウイ

「レインボーレッド」は静岡県庵原郡富士川町の小林利夫氏により中国系キウイフルーツから発見され選抜育成された新品種で、有限会社コバヤシが商標登録しています。現在静岡県や福岡県で栽培が広がっています。
とはいえ、キウイ全体の生産量から見ればまだまだ極僅かしか生産されていない品種で、珍しいキウイの一つです。
果肉が赤いキウイフルーツには他にもゼスプリ・ルビーレッドがありますが、そちらは国内では生産されておらず、国内産の赤いキウイフルーツと言えば本種が大経的な品種となります。
●レインボーレッドキウイの特徴

レインボーレッドキウイの果実は比較的小降りで、産毛がほとんど無く果頂部がくぼんだ形をしています。
果肉は外側から黄緑色、種が含まれる部分は赤く、中心部は白となっています。糖度は17度前後と高く、酸味が穏やかで甘味を強く感じます。
また、他の品種と比べ、たんぱく質分解酵素のアクチニジンをあまり含んでいないため、生のままゼリー寄せなどに用いてもゼリーが固まるので、綺麗なゼリー寄せを作ることができます。
●レインボーレッドキウイの収穫時期と旬
レインボーレッドキウイの収穫時期は比較的早く9月下旬~10月上旬となります。低温化でも追熟する性質があるので、貯蔵性があまり無く、出回る時期も限られています。

■レインボーレッドの写真画像ギャラリー
各画像をクリックしていただければ拡大画像がご覧いただけます。
福岡県産 レインボーレッド 2012.10.3撮影 |
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< 出 典 >
※ 「21世紀のキウイ フルーツ レインボ-レッド®の紹介」有限会社コバヤシ
※ 「登録4196185 レインボーレッド」 特許庁 特許情報オウラットフォーム
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