ハッサク(八朔/はっさく)の旬の次期や主な産地

■ハッサク(八朔/はっさく)とは?
●ミカン科ミカン属 (英)Hassaku orange

ハッサク(八朔/はっさく)は日本が原産のみかんです。江戸時代末期に広島県因島市田熊町の浄土寺で原木が発見されたそうで、皆さんも子供の時分から食べていたのではないでしょうか。「八朔」とは、旧暦の8月1日の事で、昔は毎年その時期から食べられるようになることからこの名が付いたとされています
●ハッサク(八朔)の特徴

皮は厚く、剥きにくい上、ジョウノウもしっかりとしていて、剥かなくては食べられません。しかし、その果肉は歯ごたえがあり、適度な甘さと酸味を持っています。また、少し苦味もあり、全体として八朔の特徴的な味わいがあります。 収穫した後、酸を抜くためにしばらく貯蔵してから出荷されるようです。
近年高糖度の甘い柑橘がもてはやされる傾向にありますが、ハッサクはそれらとは一線を画し、上品な甘さと食感で今なお支持者が多いミカンと言えます。
■ハッサクの主な産地と食べ頃の旬
●全国の生産量ランキングトップ10

ハッサクの主な産地は西日本各地で、平成25年産の収穫量で見ると、和歌山がダントツで全国の67%を占めています。
次に発祥の地、広島で、愛媛や徳島などが続きます。
●ハッサクの収穫時期
ハッサクの収穫は12月頃から始まります。通常は2月中旬位には収穫を終えますが、完全に木成りで完熟させたものは3月中旬頃が収穫時期となります。
●美味しい旬は
ハッサクは通常収穫後1カ月から2カ月程貯蔵され、酸味が落ち着いてから出荷されます。「八朔」とは、旧暦の8月1日の事で、昔は毎年その時期から食べられるようになることからこの名が付いたとされていますが、今ではさすがにそんな真夏には食べられません。
最も美味しく食べられる旬は2月から3月です。また完熟ものは3月から4月中旬位までとなります。
八朔(はっさく) | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | ||||||||||||
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収穫時期 | ||||||||||||||||||
食べ頃の旬 | ||||||||||||||||||
木成り完熟物 |
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