サンプルーン<西洋すもも:来歴や特徴と産地や旬

サンプルーン<西洋すもも

●サンプルーンとは

◆長野県佐久市で選抜された品種

サンプルーン<西洋すもも

サンプルーンは日本で最初にプルーンの産地化に成功したと言われる長野県佐久市で選抜育成された品種で「シュガー」の交雑実生とみられています。

現在ではプルーンの中では最も広く栽培されている品種となっています。

◆サンプルーンの特徴

サンプルーン<西洋すもも

サンプルーンの果実は30~40gのやや小ぶり長楕円形で、果皮の色は濃い紫色、表面は果粉で覆われています。

果肉は明るい黄褐色で糖度が上がりやすくプルーンの中でも甘味が強い品種の一つです。酸味も適度にありバランスもいい。

◆実際に食べてみた食味

サンプルーン<西洋すもも

今回入手したものは北海道産のものですが、皮も薄く皮ごと食べられました。果肉は適度な歯ざわりがあり、甘さとそれを支えるような酸味もあり味の濃い美味しいプルーンでした。

●サンプルーンの主な産地と旬

◆主な産地と生産量

全国のサンプルーン栽培面積

サンプルーンの主な産地は発祥の地の長野県と北海道で、農林水産省がまとめた平成26年産の栽培面積を見ると長野県が全国の約半分を占めており、次いで北海道となっています。

◆サンプルーンの収穫時期と旬

サンプルーンは長野県では9月中順頃から、北海道では9月下旬頃から収穫が始まり、10月中旬頃まで出回ります。

旬のカレンダー

品種 8月 9月 10月 11月
サンプルーン                        

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