上州ねぎ：来歴や特徴と産地と旬

●上州ねぎとは

　「上州ねぎ」は群馬県で作られているブランドねぎで、「下仁田ねぎ」と「長ねぎ」のいいとこどりをしたような根深ねぎです。

　「上州ねぎ」は2006（平成18）年からJA碓氷安中から出荷が始まったブランドねぎで、「下仁田ねぎ」と「一本ねぎ」の交配でできた根深ねぎの一種とのことです。現在はJA碓氷安中を中心に群馬県の他の地域にも産地が広がっています。

　「上州ねぎ」は一般的な長ネギと似ていますが、やや太く、白い軟白部分のうす皮が付いたまま袋にいれた出荷されています。

　ねぎは「下仁田ねぎ」特有の甘味やトロっとした食感を持ちながら、一般的な長ネギのような長さを兼ね備えているのが特徴です。

　「上州ねぎ」は白い部分が太く、加熱調理することで甘味が強く、柔らかくトロっとした食感になります。

　適した料理はなんといっても鍋物です。またすき焼きもお勧め。その他焼いても甘みが増し、香ばしい香りも味わえるので炭火やグリルで串焼きなにしても美味しいです。

　「上州ねぎ」は群馬県で作られており、主な産地はＪＡ碓氷安中管内を中心にJAたのふじなどです。

　2019年の時点では生産者１００戸で栽培面積は１０ヘクタール程度となっていました。

　「上州ねぎ」は栽培期間が限られ、収穫出荷は１１月中旬ごろから始まり２月下旬頃までとなっています。

撮影機材：　CANON EOS R5 , RF28-70mm F2 L USM, EF100mm F2.8Lマクロ IS USM , SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO

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ロゴなし元画像サイズ：約4500万画素　8192X5464pix 350dpi RAWデータあり

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＜出典＞

※　「１０月　上州ネギの生産振興について」普及現地情報・令和２年度　群馬県ホームページ

※　「登録5136272　上州ねぎ」農林水産省品種登録データベース

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