ミツバ/三つ葉/みつば:旬の時期や産地と生産量

ミツバ/三つ葉/みつば

■ミツバ(三つ葉/みつば)とは

●日本料理には欠かせない香味野菜  (英) Japanese hornwort 

ミツバ/三つ葉/みつば

 ミツバはセリ科ミツバ属の多年草で、日本が原産です。各地の山野にも沢山自生しており、山蕗やワラビなどと共に山菜採りで収穫できます。その名前の通り、葉柄の先には三枚の葉が付いています。

茶碗蒸のトッピングといえば三つ葉ですよね。近頃、日本人の好みに合っているため、洋食系のレストランでもよく見かけるようになりました。

●三つ葉の主な産地

右の表とグラフは政府がまとめた平成24年産のみつば生産量です。これを見ると、ミツバの主な産地は千葉県、愛知県に次いで茨城県、静岡となっています。この4つの県で全国の半分以上を生産しています。

●ミツバの種類

●「根三つ葉 」

根みつば/根ミツバ/根三つ葉

文字通り細いですが、ごぼうの先のような根が付いているもので、春から夏にかけて天然物も出回ります。

根三つ葉の解説 →

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●「切り三つ葉」

切りミツバ クリックで拡大

茎がやや太く、「葉セロリ」に似ています。根元で切られ、茎から上の部分を束ねて出荷されています。主に関東を中心に出回っています。関西ではほとんど見かけません。

●「糸三つ葉」

糸みつば

ハウスで水耕栽培されているもので、スポンジ状の床ごと根付きで出荷されています。一般にスーパーなどでも見かけるもので、年中店頭に並んでいます。

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●自生している天然物

山菜として楽しめる天然のミツバ(三つ葉/みつば)

山などに自生しているものは一般に売られている糸みつばや根三つ葉などとは雰囲気が全く違います。葉が大きく、茎もしっかりとしていて風味がより強いです。

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■ミツバ(三つ葉/みつば)が美味しい旬の時期

●シャキシャキとした歯ざわりと、すがすがしい香りが身上

 味も香りも天然物にはかないません。旬の時期しか味わえないからこそ、ありがたみも一層。普通に見かける食材だけに、旬の時期には天然の物を食べたいですね。

●ミツバの旬は春です

 ミツバは若く柔らかい葉茎を伸ばす3月頃から初夏にかけてが旬の時期になります。そう言ったものは香りもよく、シャキシャキとした食感が楽しめます。

品種 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
根みつば                        
切りみつば                        
糸みつば (ハウス含む)                        
天然物                        

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