●カーリー・ケールとは
◆葉の縁が細かく縮れた状態になるケール
カーリー・ケールとは葉に切れ込みが入り、その葉の縁がパセリのように細かく縮れるタイプのケールの総称です。スカーレットケールやスコッチケールなどもこの仲間と言えます。
写真はトキタ種苗が販売しているカリーノケールという品種のもので、ヴェルデ(緑)とロッソ(紫)があり、栽培環境によって紫のものはもっと葉全体が濃い紫色にもなるようです。
![カリーノケール・ミスタ(ヴェルデとロッソ)](Kale/kalinoKale10m.jpg)
◆カリーノケール・ミスタの特徴
他の品種と同じように、このケールも株ごと収穫するのではなく、大きく育った葉を刈り取るように収穫することが多く、育つ間継続的に続けることができます。
ケールと言えば少し苦みなどのクセを持っているイメージがありますが、このカリーノケールはそういった苦みやエグミなどがほとんどなく、葉も柔らか良いので生のまま美味しく食べることができます。
![カリーノケール・ロッソ](Kale/kalinoKale16m.jpg)
葉の厚みもサニーレタスを少し厚くしたような感じで、食べたときに見た目ほどゴワゴワした感じはしません。むしろ細かく縮れているのでふんわりとボリューム感が出ることと、ドレッシングがよく絡むので、サラダに最適なケールと言えます。
●カリーノケールの栽培と収穫時期
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◆種まき
ケールの仲間はもともと地中海沿岸が原産ですが意外に寒さや暑さに対して強い植物です。
トキタ種苗のホームページによると、1~2月に種をまく春作と7月~8月の夏に種をまく秋作、それに高冷地であれば4月~6月に種をまく夏作の三期播きが可能だそうです。
◆収穫時期
収穫は春作の場合、初夏頃から翌春まで行えます。秋作の場合も翌春まで。春になると花が咲くようになります。
品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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カリーノケール |