マンダリン・オア/オアマンダリン:来歴や特徴と産地や旬

マンダリン・オア/オアマンダリン

●マンダリン・オアとは

◆イスラエルで作られているみかん属の柑橘

マンダリン・オア/オアマンダリン

 ここ数年スーパーでも見かけるようになったみかんのようなフルーツで、「手で簡単に皮がむける マンダリン オア」と書かれたパックに数個が入った状態で並んでいます。

 この柑橘はイスラエルで1989年から開発が始まり2000年代初め頃市場デビューした品種で、今ではフランス、オランダ、ドイツ、英国、ロシア、カナダ、アメリカ、中国、そして日本へは2011年に輸入解禁され、その後徐々に広がり始めました。

 また、近年はスペイン、南アフリカ、米国と南アメリカでも栽培が始まっているようです。

 日本への輸入は株式会社 ローヤルが一手に担っています。

◆マンダリン・オアの特徴

マンダリン・オア/オアマンダリン

 マンダリン・オアはちょうど小ぶりのウンシュウミカンと同じくらいの大きさで、形や色など外見はよく似ていて、糖度が高く手で簡単に皮がむけて種も少ないというのが特徴となっています。

 マンダリン・オアを生産しているJaffaのホームページによると、含まれるビタミンCは100g中、48.8mgとなっています。また、糖度は14~15%、酸度は0.7~0.9%となっています。

◆実際に食べてみたマンダリン・オアの食味

マンダリン・オア/オアマンダリン

 今回入手したのは4月初旬でした。

半分に切ってみると写真のように種が無いことが分かります。

 また、皮は薄く、ジューシーな果肉が隙間なく詰まっていました。

マンダリン・オア/オアマンダリン

 皮は謳われている通り手で簡単にむけ、ジョウノウ膜も薄く、そのまま食べても気にならない感じです。

 しっかりとした甘さがまず広がり、それに呼応するようにバランスの良い酸味が感じられ、国産のウンシュウミカンと比べても負けず劣らずという美味しさで、安いウンシュウミカンよりもずっと美味しく感じました。

◆マンダリン・オア収穫時期と旬

マンダリン・オア/オアマンダリン

 マンダリン・オアの収穫時期は北半球で1月~4月、南半球のものは7月~9月となっています。

 日本に入ってくる時期は今のところイスラエル産のものが3~4月に入ってきています。

旬のカレンダー

品種 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
マンダリン・オア                        

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