ライチ(茘枝):来歴や特徴と産地や旬

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●ライチ(茘枝)とは

◆ムクロジ科レイシ属

(英)Litchi   (仏)Letchi

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 「ライチ」は「リュウガン(ロンガン)/竜眼(龍眼)」と同じムクロジ科の常緑小高木になる果実で「レイシ」ともいい、漢字で「茘枝」と書きます。熱帯から亜熱帯にかけての地域でとれる果実でかつては冷凍品しか輸入されていなかったが現在は中国をはじめ台湾やベトナム、アメリカなどいくつかの国からフレッシュ物の輸入が可能となり、また国内でも栽培出荷されているので旬の時期には一般のスーパーでも見かけるようになりました。

◆楊貴妃がこよなく愛した果物

 ライチはうろこ状の硬い皮におおわれていますが、皮をむくと白色半透明で非常になめらかな柔らかい果肉が現れます。個性的な香りをもち、甘み酸味のバランスは絶妙で、とてもジューシーな果実です。楊貴妃が好んだことも有名です。

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◆ライチの品種

 一般に「ライチ」と呼ばれているものにはいくつかの品種があります。代表的なものは2種あり、一つは比較的早い時期に出回り始める中国産「プリンセスグリーンライチ」あるいは単に「グリーンライチ」と呼ばれるものと「黒葉(コクヨウ)」と呼ばれる品種です。

 もう一つは果皮の色が赤褐色系のライチで

◆プリンセスグリーンライチ

 一般に「グリーンライチ」と呼ばれるもので、中国海南島産などが楊貴妃が美味しさのあまり微笑んだことから「妃子笑」という商品名で流通しています。

 また、台湾産のものは「玉荷苞(ぎょくかほう)」という品種名で輸入されています。

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 特徴は果実がやや大きく、その果皮表面は少し尖ったイボで覆われており果皮色は「グリーンライチ」と呼ばれるように黄緑色の部分が多く、部分的に赤茶色になっています。

 固い果皮を剥くと中にはつるんとした表面乳白色の果肉が現れ、その中心に種があります。

◆黒葉(こくよう)種ライチ

 冷凍品に多いライチの品種ですがフレッシュのものも輸入されています。

 こちらは果皮表面棘に比較的棘がなく平坦で、果皮色は全体に赤茶色をしています。

黒葉(こくよう)フレッシュライチ

●ライチ(茘枝)の主な産地

◆ライチ(茘枝)は南の国での楽しみの一つ

 ライチをはじめ、ランブータンなどは国内ではなかなか新鮮な生の物は手に入りづらく、また高価だったりしますね。台湾やタイなど南の国に旅行に行くと市場などで採れたての生のライチが山積みされ、とっても安く売られているので、たっぷり買い込みホテルなどに持ち込んで楽しむのが私の楽しみの一つです。

◆輸入ライチ(茘枝)

 世界的には中国南部をはじめ、台湾や東南アジア諸国、インドなどを中心に、アメリカやメキシコなど熱帯から亜熱帯の地域で作られています。国内で流通しているライチの多くは輸入もので、台湾や中国などから輸入されている他、メキシコやアメリカからも輸入されています。

台湾産の物のパッケージ
中国産「妃子笑」のパッケージ

 また、2019年にはベトナムからのティエウ種フレッシュライチが解禁され、2020年のシーズンから輸入が始まるようです。

◆国産ランチ

 国内でも沖縄や鹿児島、宮崎県などで作られています。農林水産省がまとめた平成28年産特産果樹生産動態等調査によると、宮崎県9.1トン、鹿児島県8.0トンとなっています。

 宮崎県では栽培時に摘果するなどして驚くほど大粒のライチを贈答向けに出荷しています。価格でも驚きます。

■ライチ(茘枝)の美味しい旬は

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●ライチ(茘枝)の出回る時期、旬

 冷凍ものや缶詰は年間を通じて流通していますが、フレッシュで手に入る期間は短く、台湾産や中国産の航空便が5月中下旬から始まりその後船便も加わって8月上旬頃まで。

 国産の物は更に収穫期間が短く、6月中旬頃から7月位までとなります。

旬のカレンダー

旬のカレンダー 産地 5月 6月 7月 8月 9月
ライチ 台湾・中国                            
カリフォルニア                              
沖縄・鹿児島                            

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