ひもとうがらし/水引とうがらし<甘とうがらしの品種

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●ひもとうがらしとは

◆奈良県の伝統野菜

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ヒモトウガラシは奈良県で古くから奈良県内で主に自家消費用として作られてきた在来種で、伏見とうがらしとしし唐との交雑種を選抜されてきたものとされており、2005(平成17)年には奈良の伝統野菜として大和野菜に認定されています。

一般に「ひもとうがらし」と呼ばれるほかにも、水引(みずひき)とうがらし」とも呼ばれています。

◆ひもとうがらしの特徴

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ヒモトウガラシは伏見トウガラシのように細長い形をしていますが、伏見とうがらしよりも細く、太さは5~6mm程しかなく鉛筆より細いです。軸の付け根から胴まで肩が無い感じで、先は徐々に細くなりとがっています。

胴の部分は豆が詰まっているかのようにぼこぼことした膨らみがありますが、調理すると中の種がほとんど気になりません。実は柔らかく辛みはほぼ無いと言っていいでしょう。そして唐辛子特有の清々しい香りが広がります。

●美味しい食べ方と料理

◆調理のポイント

種を取り除かなくても食べた時に口に残らず気になりません。ヘタの部分だけ切り捨てるようにします。

用途としては伏見トウガラシの料理とほぼ同じですね。

◆主な料理

夏の定番料理として、ジャコとひもとうがらしの炒めものが挙げられます。

炒め物はもちろん、天ぷらなどの揚げ物、煮びたしなども美味しいです。パスタの具にも彩がよく向いています。

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