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しいたけ(椎茸/シイタケ):調理のポイントと主な料理
■シイタケを調理する際のポイント
◆加熱調理して食べる
シイタケそのものには毒はなく、新鮮なものであれば生のまま食べる事も出来ます。一般的に生のままでは食べられないとされていますが、これは表面に有毒なものも含め様々な雑菌が繁殖しやすい事と、繊維質が多く胃腸の弱い方はお腹を壊すことがあると言われているからでしょう。ただ、生のままのシイタケは余程状態が良い物でなければ決して美味しい物ではなく、加熱調理した方が美味しく食べられます。。
◆シイタケの軸
よくシイタケの軸を切り捨ててしまう人を見ます。勿体ないですよ。考えてみてください、一般的なキノコはカサではなく軸を食べますよね。軸には旨みがたっぷり詰まっています。石づきの先の固い部分だけ切り落とし、柄の部分は手でほぐすか、包丁で斜めにスライスして使います。
◆生シイタケと干しシイタケ
シイタケは生鮮品の物と干したものがあります。それぞれに合った食べ方があり、生の物は炒め物や揚げ物、煮物など色々なものに使えますが、干ししいたけは生とは違った旨みが持ち味です。和食では干しシイタケで出汁を取る事もしばしばあり、とても特徴のある香りと濃厚な旨みが引き出せます。特に魚を使えない精進料理の世界では無くてはならない食材です。
煮物にも使います。特に正月の煮しめには生よりも干したものを使います。
●ブナシメジやシイタケなどのキノコをソテーする場合のポイント
フライパンを十分に熱したところに入れる事と、むやみに触ったり煽ったりせず、中火でキノコがフライパンと接している部分がきつね色になるまで我慢する事です。触り過ぎたり煽ったりすると温度が上がりきらずキノコから水分が出てきてカラッと仕上がりません。
■主な料理
◆焼き物
そのまま素焼きにしてショウガ醤油で食べると美味しい。焼くのはオーブンやオーブントースターの他、フライパンでも構いません。オーブンなどの場合は旨みを含んだ汁が垂れてしまわないよう、ヒダを上にして焼き上げます。フライパンの場合は先にヒダを下にしてさっと焦げ目をつけ、汁が出始める前に裏返してヒダの部分に汁がたまるように焼き上げます。
◆揚げ物
パン粉を付けて丸ごとフライにすると美味しいです。ヒダの部分にひき肉などを詰めてから衣を付けて揚げても美味しいです。また天ぷらもお勧め。
◆炒め物
炒める料理は和洋中問わず様々な料理に使えます。シンプルに四つ切にしてオリーブオイルとニンニク、パセリでさっと炒め仕上げにレモン汁を振った物は最高に美味しいです。野菜炒めの他、パスタの具にも良いですね。
◆煮物
煮物や汁物に入れてもシイタケの旨みが溶けだし味に深みが出ます。澄まし汁でもシイタケを入れるだけでぐっと味に深みが出ます。
◆レシピサイトで探す
当サイトのレシピノートの他、主なレシピサイトのシイタケを使ったページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。
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