ばってんなす＜茄子（ナス）の品種

●ばってんなすとは

ばってんなすはＪＡ熊本うきが種苗メーカーと共同開発した水ナス系のオリジナル品種で、平成１２年から作付けが始まり、糖度６以上という甘さと、生のまま食べられるナスとしてブランド化を進めているナスです。

小ぶりのナスですが、希少性も高く他の一般的なナスを使った料理との差別化しやすいのではないでしょうか。

大きさは一つ５０～７０ｇほどと、ちょっと大きめの小ナスといった感じ。中の果肉は水ナスの系統だけあって水分が多くみずみずしい感じがしますが、かじってみるとしっかりとした歯触りが楽しめます。

◆実際に食べてみた食味

スライスなど、切ってしばらく置いておいても茶色く変色しにくいようです。これはアクの少なさの表れと思われます。生のまま食べた食味は、サクッとした食感に続いて、ほんのり・・・というより、おおっと思うくらい甘味が感じられました。

よくある、「サラダでも食べられます・・・」ではなく、是非、生のままサラダで食べてみてくださいと言いたいナスでした。もちろん、炒め物に使ってもとてもおいしかったです。

主な産地はＪＡ熊本うき管内、熊本県宇城市で作られています。

ばってんなすは冬春ナスの一種として、秋１０月頃から翌6月頃まで収穫出荷されています。出荷の最盛期は４月から５月となっています。

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