なりくらまくわ：来歴や特徴と産地や旬

●なりくらまくわとは

　滋賀県野洲で古くから栽培されてきたマクワウリですが、滋賀県の「近江の伝統野菜」には入っていません。

　このマクワウリは果実が完熟すると自然に蔓からはずれるので、収穫のタイミングが分かりやすい品種だそうです。

　今でも野洲周辺の直売所には旬の時期になると沢山並んでいるのを見かけます。

　大きさは野球のボール位からソフトボール程の直径でやや扁平した丸い形をしています。果皮は薄い緑色で縦に十条の筋が入っているのが特徴です。

　果肉は薄い緑色で果汁が多く、メロンに似た甘い香りがあります。皮ぎりぎりまで食べられるのも良い所です。

　食感はまだ未熟なものはサクサクした歯ざわりが感じられますが、熟した物は熟した洋ナシのようなとろける食感で、甘味はしっかりとありますがくどくなくさっぱりとして、マクワウリの中ではとても美味しい品種と言えます。

　なりくらまくわは滋賀県の野洲市を中心にその周辺地域で作られています。生産量はわずかで、産地の直売所などで販売されています。

　なりくらまくわの種は太田種苗などから販売されており、家庭菜園でも気軽に栽培することができます。

　収穫時期は種をまく時期によって７月下旬ごろから9月上旬頃までとなっています。

なりくらまくわの画像一覧　→

マクワウリの主な品種一覧　→

マクワウリの特徴や産地と旬　→

マクワウリのの選び方と保存方法や食べ方→

マクワウリの栄養価と効能　→

＜出　典＞

　※　「なりくらまくわ」株式会社太田種苗ホームページ

　※　「近江野菜　なりくらマクワ」家庭de菜園　ナント種苗株式会社ホームページ

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