鷹の爪(たかのつめ)他 日本の赤唐辛子:唐辛子の品種

●鷹の爪(たかのつめ)とは

◆日本ではおなじみの辛い赤唐辛子

鷹の爪と一般に呼ばれているのは、乾燥させた赤い唐辛子をイメージしますが、実は厳密に分けるといくつかの品種があります。ただ、概して普通の唐辛子が枝から首をたれるように成るのに対して、枝から空に向かってピンと立つようになる赤い唐辛子を乾燥させたものを総称して鷹の爪と呼ぶ人が多い気がします。

◆鷹の爪の辛い部分

鷹の爪ってものすごく辛いですよね。そしてよく言われるのが、”種の部分が辛い”という事。でも実は辛いのは種ではなく、種を付けている胎座と呼ばれる白い部分が辛いんです。なので、生の鷹の爪から、その胎座を取り除いて調理すると辛味が激減して普通のししとうみたいな味になってしまうんです。

ただ、乾燥させたものは、乾燥していく段階で、辛味成分のカプサイシンが種や果肉に移っていくので、周りだけでも辛くなります。

●赤唐辛子の主な品種

◆鷹の爪(たかのつめ)

空に向かって伸びる姿が鷹の爪に似ていることからそう呼ばれるようになった、日本ではお馴染みの赤唐辛子。長さは3cmほどと他の唐辛子と比べ大きくはない。

◆本鷹(ほんたか)

サヤの大きさは5センチもある大型の唐辛子で、香川県の「香川本鷹」が有名。かつて飽の島々では盛んに作られていたようですが、中国産などの安いものが大量に入るようになって衰退してしまって"幻のとうがらし"とまで言われるようになっていました。それが近年復活プロジェクトが発足し、生産出荷に向けた動きがあるようです。

◆八房(やつふさ)

果実が上向きに房になって付くことから八房と名づけられた唐辛子で、三鷹よりやや大きい実がなります。

◆三鷹(さんたか)

「本鷹」と「八房」を交配させて生まれた唐辛子で、かつては愛知県で多く作られていたようですが、現在は栃木県で主に作られるようになり、「栃木三鷹」と呼ばれています。

◆熊鷹(くまたか)

果実は深紅色で4~8センチ程で細長い形をしていて、辛味が非常に強く日本の唐辛子の中では最も辛いといわれる品種です。

◆日光とうがらし

上の5品種が空に向かって実をつけるのに対して、日光とうがらしは一般的な青トウガラシのようにぶら下がるように実をつけ、その果実は10~15cmにもなる長く大きな品種です。上のものが「鷹の爪」として扱われるのとは違い、辛味も弱く、鷹の爪の代用にはなりません。

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