デコポン(不知火)の選び方と保存方法や食べ方

デコポン(不知火)、デコ百恵

■デコポン(不知火)の選び方と保存方法

●美味しいデコポンの選び方

デコポン(不知火)

 外見の美しさはあまり気にせず、色が濃い橙色でヘタの部分に青みが残っているものを選びます。貯蔵する場合もあるのでもぎたてでなくても大丈夫です。完熟タイプの場合はもぎたてに限ります。

 持った時にずっしりと重みを感じる物の方が果汁が多く美味しいです。ちなみに、デコポンの名前にあるコブは合っても無くても差はありません。

 スーパーなどで「不知火」として店頭に並んでいる物は「デコポン」の基準まで糖度が上がっていないか酸味が強いか、またその両方の場合の物が多いので注意が必要です。ただし、経済連やJAを通さず農園独自で販売されているものに関してはこの限りではなく、甘く美味しいものであっても「デコポン」としてではなく「不知火」や独自の商標で販売されているものがあります。

●保存方法

 保存性は良い方です。時期的に気温が高くないので、冷暗所においておくだけで大丈夫です。4月頃になり、気温が高い場合は冷蔵庫に入れます。その場合は乾燥しやすいのでラップに包むか袋に入れて淹れるようにしてください。

■デコポン(不知火)の食べ方

デコポン(不知火)

●皮は剥きやすく、ジョウノウごと食べられます

 デコポン(不知火)の皮は一見ゴワゴワした感じで厚そうに見えますが意外に薄く、また、比較的剥きやすいのでミカンのように手で剥いても大丈夫です。ただ、物によってはジョウノウが柔らかく果汁も多いので、ナイフで切って食べる方が食べやすいかもしれません。

 デコポンは甘みが強く、酸味はあまり感じません。プリッとしてとてもジューシーな果肉はとても美味しく、じょうのう膜を剥いて果肉だけを口に入れると柔らかい弾力をのある粒々の感じが舌に感じられ至福のデザートとなります。

●ジュースに

 少しもったいない気もしますが、大量にある場合や、デコポンではなく不知火の場合などは果汁の状態にして使っても良いでしょう。とてもジューシーなので、果汁を絞りジュースやゼリー、シャーベットなどに適しています。

●ケーキのトッピングに

房ごとにじょうのう膜を剥き、オレンジのような果肉をタルトやケーキのトッピングにすると彩が鮮やかです。

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